第十位
「Yooka-LayleeとImpossible迷宮」Kickstarterで資金を集めた開発者たちが、
権利的に続編を作れない作品の、精神的続編を作る。
そういった流れで生まれた作品は「Mighty No.9」から
「Bloodstained: Ritual of the Night」まで、様々なクオリティのものがありました。
「バンジョーとカズーイの大冒険」の開発陣制作の
「Yooka-Laylee」はどっちつかずな印象でした。個人的には好きでしたけどね。
その昔の雰囲気を思わせる作風、という点はそのままに
かなり磨き上げられたゲームだと感じました。
ラスボスのステージから始まるのが熱い。
いつでも最終面に挑戦出来る設計って、何か刺さるものがありますよね。
第九位
「Apex Legends」この記事を執筆する頃にはもう超有名作となった、
Respawn Entertainmentによるバトルロイヤル作品。
「タイタンフォール3」が開発中止になったことで生まれたので、
最初にサプライズリリースされたときは少々懐疑的でした。
そんな不安も杞憂に終わりました。
初日にプレイして、なんと楽しいことか。
《タイタンフォール》シリーズから引き継がれた銃、
そしてそこに組み合わさるレジェンドという要素。
非常にクリーン感があるんですよね、遊んでいて。
UIとかも見やすくて、いろいろ勉強になります。
第八位
「Baba is You」パズルゲームでここまでの衝撃を受けたのは、
それこそ「Portal」シリーズぶりでした。
言葉を並び替えて、
周りの現実を塗り替えていく。
そう来るか……! と唸っていました。
コンセプトが面白く、それを更に分かりやすく
ゲームに落とし込んでるのが好印象でした。
第七位
「十三機兵防衛圏」ヴァニラウェアの新作。
「オーディンスフィア レイヴスラシル」は
2016年トップ10ゲームに選出するほど好きで、
展示会にも足を運んだほど。
いやぁ……本作も凄いね。
どこから話そうかちょっと悩んでしまいます。
アートスタイルが素敵なのは言わずもがな。
大きく分けて二つの異なるジャンルでゲームは進んでいきます。
追想編はこれまでのヴァニラウェア作品らしい演出。
そして崩壊編はちょっと「新世紀エヴァンゲリオン2」を彷彿とさせる雰囲気。
こんな多人数の主人公を時系列バラバラで描いても
ちゃんと分かりやすいのが、ストーリーの完成度の高さを物語っています。
第六位
「ファイアーエムブレム 風花雪月」おすすめのファイアーエムブレム作品を教えて!
と聞かれたときに本作を薦めてくるヤツは”ヤバい”です。
心を折らせる気満々。
……でも自分も大好きだから薦めてしまうかも。
先生として生徒と接していく中で、
築かれていく関係性と紡がれる日常。
そんな中見え隠れする影。
シミュレーションRPG作品でここまでキャラクターに
感情移入させるストーリーはなかなかないです。
辛い、辛すぎる……みんな遊んでくれ……。
第五位
「Disco Elysium」プレイし終えて真っ先に
「めっちゃ好きだーでも好み分かれるやつー」と思った本作。
自分のリストなので堂々ランクイン。
システムも当然ですが、こういったCRPGって
物凄くストーリーに左右されると思うのです。
ゲームとして純粋なメカニクスが面白くても
伝える物語がなかったらそれこそこんな手間掛かることしなくていいよな、と。
記憶喪失な主人公を操作して、殺人事件の真相を追いましょう。
会話システムの魅力が輝く作品です。
第四位
「Star Wars Jedi: Fallen Order」まさかのRespawn Entertainment作品二つ目。
同じ年にヒット作2つも出されたら、さすがに親玉(?)EAも何も言えないでしょう。
オーダー66後の世界が舞台。
主人公はしっかりとトレーニングを終えておらず、
正直最初はお世辞にも強いとは言えないです。
どん底とも思える状況から這い上がり、徐々にアビリティを取り返していく。
仕様をストーリーへと落とし込む様はさすがRespawnといったところ。
パリィが大事な近接武器重視のゲームで、
なおかつそこそこ難易度も高いので意外と万人受けはしなさそう。
自分はスター・ウォーズだからといって、
易しくしないその姿勢が大好きでした。
第三位
「グノーシア」人狼系のゲームがしたいけど友達がいない?
「Among Us」は遊び尽くしてしまった?
そんなあなたに本作をおすすめします。
自分がプレイしたときはVita版のみでしたが、
今ではSwitchに移植もされてるので手に取りやすいと思います。
シナリオがもう本当とにかくよく出来ている。
ループする謎と、誰をコールドスリープさせるかという緊迫感。
一人で人狼ってどういうこと?
と少しでも気になった方には是非遊んでほしいです。
第二位
「The Outer Worlds」Obsidian Entertainmentによる、
「Fallout: New Vegas」の精神的続編。
至る所で「フォールアウトだなぁ」と思う瞬間が多いです。
クエストをくれるNPCだろうと殺せる自由度や膨大な数の分岐する台詞。
何から手をつけていいか、迷うプレイヤーもいそう。
シニカルなコメディは更に磨きが掛かっていて、
明るく狂った世界を上手く描いていました。
ステータス割り振りで大きくプレイスタイルが変わるのも楽しい。
ただ既存のシリーズの良さをそのまま反映させたような作品なので、
次回作がもしあるとしたらもっと挑戦的なシステムも追加してほしいという気持ちはあります。
シリーズとしての今後が楽しみ。
第一位
「バイオハザード: RE2」夢にまで見た「バイオハザード2」のリメイク。
発表時は遂に来てしまったか……という感じでした。
幼い頃にプレイして様々な意味で衝撃を受けた作品が、
現代の技術で今の自分へ帰ってくる。わくわくしない訳がない。
数年前のCAPCOMなら心配していたかもしれませんが、
いわゆるルネッサンス期真っ只中の彼らなら大丈夫だろう、と。
大丈夫どころじゃない、ということをプレイして痛感しました。
下手したら原作超えかもしれない。
インベントリのアイテムマネジメントや探索、
そしてミステリーに包まれたストーリーなど、
上げればキリのない元々の魅力を、ここまでブラッシュアップしてくるか、と。
そして「バイオハザード RE:2」があるからと言って、
「バイオハザード2」の良さがなくなるかと言えばそうではなく。
リメイクであり、単独作品であり、不思議な魅力があります。
シリーズ初心者の方やアクション重視なナンバリング作品が好きな方に
自分がドハマりしたバイオはこういうのだよ、と薦められるゲームです。
そんなわけで、2019年のトップ10ゲームは以上になります。
約一年!遅刻してしまいました。てへ。
こうやって改めて振り返ってみると、
RPGがかなり強かった年だなー、なんて思ったりもしています。
最後に。
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次はなんの記事になるかな……。
今年の記事書けるまであと4エントリーですよ!辛い!サボり癖のせい!
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サラダバー。
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